10月8日、小山市有機農業推進協議会のメンバーである「小山っ子の未来を守る会」による第10回オーガニック講座が小山市役所6階大会議室で開催された。
茨城県結城市の小林 栄市長と共に参加した浅野正富市長は、開会に当たり挨拶の中で次のように語った。
「日本の農業についての不都合な真実が伝えられていない中ではあるものの、食料自給率の改善や食糧安全保障は国の根幹である。本日の講演から多くを学び、私たちは今後どのように食の安全を強化するか学んでいただきたい。」
本日は、東京大学大学院鈴木宜弘教授による「食料・農業危機と打開策~食と農を守る~」の講演であった。外国や外資企業に食の安全を売り渡す日本政府の農業政策の多くの欠陥に対して我々が対処すべきこと、それは、消費者としての食糧安全への正しい選択、学校給食の有機化を通じて地域循環型農業の推進であると丁寧、且つ、詳細に教えられた。
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